『COCOZA 6th ANNIVERSARY』 2019/08/12 EVENT HALL COCOZA HIKONE(滋賀)

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こんにちは。自作自演歌手のヨシミチアキです。

滋賀は半年ぶり、ココザに至っては一年ぶりでございます。

ぶっちゃけ終演後の会話のほうがインパクト強くて「美味いボンド」というパワーワードに目眩がしました。

社長は相変わらずエキセントリックでいらっしゃった……。

目次

詳細

タイトル:COCOZA 6th ANNIVERSARY

日付:2019/08/12

場所:EVENTHALL COCOZA HIKONE(滋賀)

出演(敬称略):シュレーディンガーのノラ猫 Neos Generation ZERO 50/50’s U✕2 岸田望 Nakagawa Takao

曲目

  1. 祈りの炎
  2. ロスト・ワン
  3. いいから
  4. 阿頼耶の鳥

所感

初々しい高校生バンド、お久しぶりに見る方、お話はしたことありますが共演は初めての方など、色々いました。

私、U✕2とは一緒になったことあると勝手に思ってたけど、中打ちで喋ってたから記憶がごっちゃになってたようで。

 

特筆事項は50/50’s、3年くらい前に見て以来なんだけど、バチクソ(という表現が似合うのであえて使う)かっこええなあ。

私は音楽やってるくせに音楽マニアではないので、あらゆる音楽にまったく詳しくないんですけど、なんとなくぼんやりとある「ロックンロールってこういうのだよねー」っていうのをド直球にやってるんで、まさに「バカでもわかる」頭空っぽにして踊り狂うだけの音楽。

パフォーマンスも魅せることを考えてて、ひとつのショウを作ろうとしてるのがすごい好き。

ドラム側で見てたんだけど、容赦なくスティックをぶん投げてるからどうするのかと思ったら、大量のストックが用意してあるんだよね。スティックのリロードて。

終演後に、ふらっとやってきた狂気のマッドテック・藤岡氏を交えて彼らとお話してたんだけど、結成秘話などを聞けてよかったです。彼らの音楽の良さは彼らの純粋さ、素朴さが形作ってるんだなと感じましたねえ。


あと岸田望くんの、お父さんのことを唄ってる曲、あれめっちゃ良かった。

ネタキャラ扱いやめてあげたら、もっと伸びるんじゃないかなあ。

ま、それがココザの教育方針なんですけどね……


ココザはピアノがないんで自前のやつを搬入しなきゃいけないんだけど、Twitterとかの動画で弾いてる白いKORGは鍵盤がぶっ壊れててライブで使うのはどうかって感じなので(特定の鍵盤で音量が爆発する)、普段打ち込みに使ってるnumacompact2を持っていったのよ。

正直音が気に入らないんだけど、社長は「あのキーボードは低い音がええなあ!」と無邪気に仰っていたので、ボスがいいっていってんだからまあいいかな。

動画を確認したら、思ったほど悪くなかったしね。

声はもうちょっとリバーブもらっても良かったかなー。


客席が引き込まれてるのはわかったけど(一曲目のあと拍手が起きなかった=意図を理解して頂いた)、いま一歩かしらん。

今回は語り部さんともほとんど通信がなく、「前とほとんど一緒でいいよー」って感じだったし。

やることはきちんとやったけど、って感じのライブです。

前回の攻める姿勢は維持できたかなとは思いますけどね、特にプレイに関するコメントもらってないんでわかりません。

一年前と何にも変わってないらしいですし。そうかなあ。まあいいけど。

 

ここまでの文章にひどく低調な雰囲気を感じ取ったあなたは鋭い。

なんだか始終気分が上がらなくてねえ、PMSのせいってことにしたいけど、そうじゃないのは知ってます。

メンタルがアレだからといってライブもクソにならなかったあたり、成長はしましたがね。


私ちゃんと元気になったはずなのになあ、駄目だなあ。


ほんとは昔みたいに純粋に楽しみたいし、気持ちがそっぽを向いてしまう自分も嫌なんですよ。

良くしてくれる人、気にかけてくれる人はいるし、それはありがたいし申し訳ないし。

 

うまくいえないけど、今までの自分は全部ウソだったんじゃないかな、という気がするんですよね。

ウソっていうか、気づかずに無理をしていたのだと思う。いろいろな部分で。

コミュニケーションの方法も、自分の身の置き方も、音楽の表現も。

 

ずっと足が向かなかったのも、無理ができなくなっちゃった自分に気がついたからなんだよ。

今の私を再定義して、新しく関わってくれるなら上手くやれるのかもしれないけど、それも難しいし。

 

たぶんね、私は他人に求め過ぎなんだよね。もっとライトに関わればいいんだよ。軽口叩きながらさ。

私はそれができない不器用者なんですよ。


私は、私という人間をまっすぐに見つめてくれる人が好きだ。

 

イベントに関わりましたすべての皆様と、ここまで読んでいただきましたあなたに感謝を。

ありがとうございました。