the pillows 『LOSTMAN GO TO CITY』 2015/12/16

Pocket

 名古屋DIAMOND HALLにて。

 ちょうど一ヶ月前にもプレデターズ見に来てましたわw

 ここ何年かは名古屋のほうにはいってなかったんだけど、大阪はなんばハッチだからなあ。あそこ冬場の待機が辛いんだよなあw

 このツアーはマニアックな曲ばっかりやるツアーで、いつもは聞けないレアな曲が聴けるのだ。

 一曲目からインスト曲かますとかやってくれよる。『March of the God』ですよ。

 こういうバンドのインスト曲って退屈なの多いからあんまり好きじゃないんだけど、ピロウズのインストは聴いてられるから好き。

 いやあでも、最初に行ったLOSTMANツアーが神セトリすぎたから、あれを期待するとあかんなー。
 『彼女は今日,』『Spiky goose』『Split emotion』『white ash』あたりは嬉しかった。
 ダブルアンコで久々に『No Surrender』も聴けたしな。あれはライブで聴くとスカッとするわ。「No Surrender!」と叫ぶところが気持ちいい。パイパイはスマイルの次によく聴き込んだアルバムだわ。
 角度的によく見えないところにいたから、演奏中の動きはそんなに覚えてない。
 けど、『Split emotion』のPeeちゃんは腰つきがエロいなあw

 以下、MCネタ。
 ファンから手紙と一緒にリラックマの入浴剤をもらったさわおさん。
 しかしバスターズの間では、リラックマといえばPeeちゃんなんですよ。楽屋で首をひねってると彼が「めちゃくちゃいい声で、『捨てたからな……』って。付き合ってたのかよ!」
 もうこの二人の関係が面白すぎて好きすぎるw Peeちゃん、最近は妖怪ウォッチにご執心らしいですw

 今回はサポートベースが爆弾ジョニーの小堀さんだったのですが、なかなかかっこいいベーシストね。
 the pillowsにはちょっと激しいかなあーと思ったけど。リズム隊は淡々としてるイメージ。

 tabio(タビオ)っていう靴下専門店があるんだけど、さわおさんは最近そこがお気に入りだそう。
 で、小堀さんが誕生日にtabioの靴下をくれたんだって。それを見たさわおさん、「気づいてたのか、こいつモテるなあ」と思いつつ、「わー、tabioじゃん。俺最近tabio履いてんだよね」と喜んでたら、「え、足袋を履いてるんですか? 健康にいいんですか?」と、自分が靴下を買った店の名前すら認識していなかったモテない系w
 まあ、そんなもんだ。

 アポロシアターの楽屋が綺麗になったことについて「皆様にお見せすることができないのが残念ですが」「これ、昼間ならちょっと入って見られるの?」などと力説するシンちゃんに、「誰も興味ない」「お前今日調子悪いのかよ?」と呆れるさわおさん。

 アンコールの時の話が笑ったわー。

 先日大木兄弟(theピーズの大木温之/TOMOVSKYこと大木知之)生誕50周年のライブがあったわけですが、急遽呼ばれて一曲、トモフの『Skip』のギターを弾くことに。
 「いや、俺その曲好きだから歌えっていわれれば歌えるけど、ギター?」「しかもキーがB♭って……」と戸惑うさわおさんに、サードクラスのはかまださんが「その辺押さえてポロポロしてたら大丈夫です」、とテキトー発言。
 そんでもって無茶振りしといての「さわおくん、アメリカンな感じのソロとか入れるけどー、そういうの、ナシで!」と言い放つトモフw 相変わらずやりたい放題やなw
 そして「歳は追い越せない」とぼやくさわおさん……。

 メンバー以外の目上の人には敬語を徹底しているさわおさんが、なぜか大木兄弟に対しては「はるくん、トモくん」でタメ口な理由。
 高校を卒業して北海道から上京したばかりのさわおさん、がちがちの上下関係からゆるっゆるのミュージシャンの世界にうまく馴染めず、一緒に上京したHermit(当時はチューイングガムウィークエンドか)の岩田さんと一緒に『俺たちは敬語をやめなければならない会議』を開いて、「じゃあ、大木兄弟はこれから、はるくん、トモくんでいこう! うん!」という固い決意の下にそうなったらしい。可愛すぎるわw いい人すぎるw
 未だに気持ち悪いから少しずつ戻してる、ってのがすごいな。
 それを受けて「敬語? なにそれ食えるの?」とシンちゃん、そして「俺のことはチャンピーと呼んでくれ」とわけのわからないことをいいだすPeeちゃんw

 終演後に「全部新曲みたいやったなあw」といってる子たちがいましたが、君ら、来るツアー間違えてるわ……w

 んー、でもなんか、今でもピロウズは好きなんだけど、昔みたいに鬱な歌詞に自分を重ねてしまう感覚が薄れてきたなあ。自分の心の持ちようが変わってきた気がする。
 さわおさんの歌詞って、基本的に世界は自分を脅かすもので、それでも挑んでいくものとして描かれてるし、私も今までそう思ってきたけど、実はそうでもないんかなあ、と思い始めてるんだよな。
 確かに分かり合えない人はいて、理解できない物事も多いけど、必要なことなら必要な時にちゃんと分かるようになってんだろうなあ、と思うんだよ。